Daily Information 1980s Archives

Daily Information for people born in the 1980s. *ほぼ Daily。1970-80年世代に向けたアラフォー談義*

【記憶の奥底 x 書籍】長年、再開を望む文章。出会える希望。

思い出せそうで思い出せない大事なこと。

 

僕の座右の銘の一つと言える文章。

「少年期には少年期、青年期には青年期、壮年期には壮年期、それぞれで考える全てのことは、全てが正解である」
この言葉は、自分を救ってくれた言葉です。

学生時代に悩んでいたこと

中学高校の時代、僕はこんなことを思い、悩んでいました。
「日々自分が学習し、成長していき、考えが改められていく。そうすると、今自分が考えていることは、全て過ちで意味がないことなのではないだろうか?」そんなことを考えていました。

そんな時、上の言葉に出会いました。

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"Les tours de cartes" 1744. SURUGUE Pierre Louis de (1710-1772) Musée du Louvre

「少年期には少年期、青年期には青年期、壮年期には壮年期、それぞれで考える全てのことは、全てが正解である」

うろ覚えであるものの、この言葉は当時の僕を救ってくれました。壁にぶつかった時、決断を迫られた時、数ある選択肢の中から選ばなければならない時。その時その時の自分の判断は正解だという思いを持つことで、迷いなく進むことができました。

この文章が、今の自分を作っていると言って過言ではありません。

ただ、この内容は覚えているものの、原文のままではなく、正確な言葉を忘れてしまいました。この文章は、高校の教科書の一節だったように思うのですが、その程度の記憶しかありません。

卒業後、印象に残ったこの言葉。人生の幾度とある転換期、いつも、この言葉に導かれて進んできました。

三十歳台に入り、この原文・出典に再開したい、と思っていました。

 

出典にである可能性を感じる時

現在、読書を始めたのが、この本です。

 

www.katotaizo.com

  加藤諦三 「大人になりきれない人」の心理

NHK Eテレ、スイッチインタビュー「真鍋昌平×加藤諦三」の対談を見て、本を読んでみたい、と思いました。

この本の中で、こんな記載がありました。

人生には、それぞれの時期にそれぞれ解決すべき課題がある。

 

この本自体は出版年が 2008 年で、自分の学生時代にはありません。ただ、この著者の作品を探していけば、僕が探してきた文章に出会えるような印象を受けています。

 

長年再開を望んできた文章に出会える希望。

それが今、読書を続けるモチベーションです。