au/KDDI 大規模な通信障害を見ると、エヴァ好きはこう思う。
2022年7月2日から4日にかけて、KDDI の大規模な通信障害が起きました。
au、UQ mobile など、通話・通信が制限された状態となりました。
幸い筆者は NTT docomo ユーザーで影響はありませんでしたが、知人とは仕事・プライベートで連絡が取れない状況となっていました。
徐々に復旧していく、通信網。
このような状況を見ると、「真のエヴァ好き」はこう思います。
「復旧ルートから本部の状況を推測しようとしている」のだと。
(TV 版) 新世紀エヴァンゲリオン11話
「静止した闇の中で」"The Day Tokyo-3 Stood Still"
第11話。停電したネルフ本部を舞台に、各キャラクターが奔走し使徒と戦う放送回です。
NERV 本部の電源は、正・副・予備の3系統が用意されており、電源を維持しています。それが同時に落ちると言う事が無いように設計されていますが、この 11話では、大規模な停電が発生し、本部機能が喪失しました。
これは、人為的な行為。
ただこれは、停電自体による直接的な損害を狙うものではない、というのがポイントです。
「(停電からの) 復旧ルートから本部の構造を推測する」 ことが、この大規模停電の目的です。
ネルフ外の何者かが、ネルフの構造・機能を把握するために停電を計画。そこからの復旧過程で本部機構を推測することを目的としています。
この考え方は、我々の社会でも様々な部分に適用できます。
一見、うまく機能している、システム・企業・組織・ハード・インフラなど。そこにトラブルが起こった時に、どの程度の障害が起きて、どのような期間・行程を経て復旧していくか。普段は見えない部分があぶりだされます。
これが、エヴァ好きから見た、KDDI 通信障害。
