裏社会の漫画を読むと生の喜びを感じるようだ
ここ数年、仕事で疲れた時、仕事がひと段落した時に、裏社会に関連する漫画を読むことが増えてきたように思います。
アンダーグラウンドで、読む時は不安感や無力感で胸苦しさを感じるものの、名作と言われる作品達は、いずれも読んだ後に爽やかさを感じるような印象を受けています。
個人的にお勧めなのは、この3つ。
1. 闇金ウシジマくん (真鍋昌平 小学館)
2. ザ・ファブル (南勝久 講談社)
3. 雪人 (原作: 大沢在昌, 作画: もんでんあきこ 小学館)
ヤンキー漫画やヤクザ漫画は胸苦しくなるようなシーンが多いのも事実です。
ただ、普段、自分達が住んでいる世界のすぐ横には別の世界が広がっていることは事実です。人目に触れる世界はほんの一部。ニュースで報道されるのもほんの一部。公になる以外にも人間の数だけの世界が存在します。
公にされない部分はどうなっているのか。「闇」とされる部分はどうなっているのか。現代社会の表向きの歯車にははまらないピースがあり、論理的に考えると、裏の世界が無いと成立しない社会。
正論やきれいごとだけでは成り立たない事実。
それらをえぐり出し明らかにしてくれるような感覚になります。
生の喜びを実感
これらの名作を読んだ後には、自分がいる世界は、様々な偶然や幸運により成り立ち保護されていることを実感します。
今の生活は当たり前ではなく、すぐ横には我々の常識が当てはまらない世界が広がっています。
これを認識した時、生の喜びを感じることができます。
生きる活力を得るための、最高の疑似体験です。