桜舞う、この季節。
この季節がくると思い出します。
2年前。2020年4月です。「未知の感染症・新型コロナ」が全国的に蔓延し始め、緊急事態宣言が出された、あの時期です。
コロナ対応のため、仕事は制限され、差し当たっての急ぎの仕事は減りました。夕方 17時過ぎ。通常よりも早く帰宅することができたのです。その時間は交通量も多く、赤信号で止まる回数も時間も多いです。赤信号でスマホを左手に持ち、停止中にニュースを見る。手に持ったまま、運転するということを繰り返していました。
そんな時でした。次の信号待ちで、警官が走って近付いてきて、僕の車の窓ガラスをノックしたのです。
警官「確認ですが、さっき、スマホを持っていましたね?」
警察の取り締まりでした。こうなってしまっては、覆ることは何もありません。近くのつぶれたコンビニの駐車場に車を止め、事情聴取を受けました。
スマホを見ながら運転したわけではありませんが、左手に持っていたことは間違いありません。こうなった時には、あらゆる反論は言い訳の域を出ませんし、危険な行為をしていたことに間違いはありません。
その時の私。見事なまでの、キュブラー・ロス、受容の五段階をたどりました*。
やり場のない、切ない気持ちを抱えながら、サインをし、帰路につきました。
スマホ運転の罰則
1.罰則等(令和元年12月1日施行)
(1) 携帯電話使用等(交通の危険)
罰 則 1年以下の懲役又は30万円以下の罰金
反 則 金 適用なし
基礎点数 6点
(2) 携帯電話使用等(保持)
罰 則 6月以下の懲役又は10万円以下の罰金
反 則 金
大型車2万5千円
普通車1万8千円
二輪車1万5千円
原付車1万2千円
基礎点数 3点
令和元年 (2019年) 12月1日施行の改正道路交通法により、スマホ関連の罰則が強化されました。
私は、1万8千円の罰金と、点数 3点となりました。
それから1年間の私は、3点追加・合計 6点になると免許停止になるため、いつ何時も安全運転。寝坊しようが、煽られようが、5 km/h の速度超過もしないよう、安全運転に努めました。結果、1年間、無事故無違反、3点を守り抜きました。
そんな、春の交通安全運動。
今年、令和 4 年 2022年は、明日、4月6日から開始です。
警察につかまる、ということ自体も非常にストレスフルですし、それより何より、事故を防ぐためにはスマホ運転は決してやってはいけません。
僕も、一度つかまってからは、運転中の使用は強く自戒するようになりました。
春の交通安全運動を機に、自分の行動を振り返ってみましょう。
令和 4 年 (2022年) 4月6(水)~15日(金)