私がライザップをやめた理由。
そう、私は、3年程前に、ライザップに通っていました。
週1-2 のペースで 3ケ月通い、3ケ月の延長。合計 6ヶ月通いました。
満足感を得たものの、半年後には決意をもって、退会しました。
その理由は複数あります。
3年前: ライザップに入会した理由。
学生時代はスポーツをしていて腹筋が割れていた私も、30歳台半ばになり代謝が落ち、飲み会・不規則な生活が重なり、例にもれずビール腹になっていきました。
これはまずい。そんな中で出会った記事が、ロケットニュース・P.K. サンジュン氏のこの記事でした。
rocketnews24.com私は夜な夜な、この記事を擦り切れるほど読み込みました。
そして、リーズナブルなスポーツジムやプールに通うか・ライザップに通うか、悩みました。
そこで職場の年上女性と雑談する中で、「きっちり教えてもらって、正しいやり方を学んだ方が良いんじゃない?」 と言われ、決心。高いけれど決心。
見学の申し込みから、入会まで進みました。それからは、色んなサイトでまとめられている通り。
・マンツーマンでトレーナーさんの指導を受ける。
・「まだいける、いける !」などの掛け声。
・徹底的な食事指導。
それで、正しい筋トレの方法や食事内容など、学べたので非常に充実した時間で、満足しました。
一回延長契約後、半年後にやめる。
週1-2 のペースで 3ケ月通い、3ケ月の延長。合計 6ヶ月通った後、決意をもってやめました。自問自答しながら、自分で整理して出てきた理由がいくつかあります。
① ストレッチをするスペースが無い。
ライザップは、受付・更衣室・シャワー・トイレなどがありますが、残りはパーソナルトレーニングのスペースだけでした。更衣室で着替えた後に立ったままできるストレッチを少しだけしてトレーニングに向かうわけですが...。
ライザップのトレーニングは、基本的に限界まで追い込みます。筋力増強・筋肥大のためには、追い込むことが必要になるため、限界まで追い込みます。
ただ、30歳半ば、仕事で凝り固まった状態でストレッチ/ウォームアップが不十分な状態で筋肉を追い込むのは、あとから考えると非常につらいものでした。
膝・腰・肩の骨や靭帯に負荷がかかり、常にどこかを痛めていたように思います。
② 待合スペースが無い。
更衣室で着替えた後、トレーナーさんが迎えに来るまでは、廊下で待っていました。
③ 食事管理の負荷が大きい。
ライザップアプリで、食べたものを全て入力していくのですが、これがひたすら面倒くさかったです。アプリのクオリティが不十分で、仕事合間の忙しい時間には負荷になっていました。
また、完全な糖質制限を強制される、というのは、仕事が忙しい世代にはつらい物でした。外食先で完全な糖質制限をしようとすると、非常に品数が限られますし、高額になります。コンビニで糖質制限で選ぶと、一食あたり千円を超えることはままあります。短期間でのボディメイクには糖質制限が一番で理解できるのですが、仕事と金銭面との両立は非常に精神的な負荷になりました。
④ 高い。純粋に高額のため、長期間は続けられなかったです。
私がやめるのと時を前後して、ライザップの株価は急落
誰もが知る知名度で株価は 最高値 ¥1545 を記録したものの、その後、急落。今は仕手株様の様相で推移しています。
ライザップをやめた後の私は...
そんな私は、現在、近所のスポーツジムに週に1-2回程度、まったりと通っています。
ライザップをやめた直後は、ライザップ式で追い込んでいましたが、やはり靭帯への負荷があるのか、痛みが出ては負荷を弱めて、回復しては追い込む、を繰り返していました。そのうち、一時トレーニングが苦手になってしまいました。
半年ほど経った後からは、負荷を軽めに (REP: レップ数を増やして) トレーニングするようにしました。スクワットでは可動域の限界までは負荷をかけないようにしました。筋トレ効果としては下がるかもしれませんが、負荷を下げたことで、快適に、長続きするようになりました。
3年経った今でも、ライザップで得た知識を使いながら、ソフトな負荷で、トレーニングを楽しんでいます。
また、食事も糖質制限をゆるくかけながら、無理のない範囲で管理しています。
ライザップへの私的な提言。
ライザップ RIZAP から、Light ZAP の概念 を取り入れてはいかがでしょうか。
月額会費制で、ゆるいスポーツジムを作って、長続きするような施設があると、また通い始めれるかもしれません。