「いそがない人」がいい人生を送る
精神科医・医学博士 斎藤茂太
斎藤茂太先生の本を読んでいます。
中堅世代となり、業務内容は抽象的となりつつ膨大な仕事量となっています。
とても響く言葉が並びます。
やめないで続けることも ゆっくり力だ
(斎藤茂太氏は、歌人 斎藤茂吉の長男 !! とのことです。存じ上げませんでした...)
継続の重要性が語られています。
ちょっと短歌や俳句をかじってみたけれど、すぐに飽きてしまう。こういう人は多いだろう。もちろん、それも一概に悪いとはいえない。~中略~
今まで何事も三日坊主だった人も、心配することは無い。今から継続していけばよいのだ。遅すぎることはない。六十歳から始めて九十歳まで生きれば三十年も続けられる。これはすごいことだ。ひとつのことを三十年も続けたら、少しは上達せずにはいられないだろう。たまには休んでも良い。~
これは、かなりの人に当てはまるのではないでしょうか。
また、よく言われることではありますが、
やりたいと思う人はたくさんいる。
実際にやる人はそのうちの一部。
継続するのはほんのわずか。
三日坊主でも、やるだけ、すごいパワーです。そして、それを継続できたら、必ず得られるものがあるということです。
読んでいるうちに、心が洗われていくような気がします。
読書のすすめ
読書は、いいものです。
ネットで流れる多数の言葉の渦から切り離して、言葉の世界に浸ることができます。
ある意味、現代の人は、脳を癒すために、読書が必要なのかもしれません。