ロシアのウクライナ侵攻で思うこと
2022年2月24日 ロシアのウクライナ侵攻
ロシアは2月24日、ウクライナに対する軍事侵攻に踏み切りました。以後、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続き、日々、緊迫した情勢が続いています。
NATO 各国、アメリカ、日本などの主要国は、事前に予測していたものの、軍事侵攻を止めることはできませんでした。
これらについては、各専門家・ニュースの方が詳しい情報があると思います。
また、ロシア・中東の歴史やそれに伴う歴史観・防衛戦略などは、時代を経ての検証が必要で、現状で一般の我々の理解を超えているようです。
ただ、日本の対応としては、
岸田文雄総理大臣:「~国際秩序の根幹を揺るがす行為として、断じて許容できず、厳しく非難します。我が国の安全保障の観点からも決して看過できません。G7を始めとする国際社会と緊密に連携し、ロシアに対して軍の即時撤収、国際法の遵守を強く求めます。~」首相官邸ホームページ。
毎度のように、「非難」「外交努力」「遺憾の意」が続きます。
軍事的手段は難しいだろうが、人道支援はできないものか
日本が軍事的にロシアと敵対することは難しいでしょう。今回、2月26日 SWIFT (国際銀行間通信協会) から排除するとの強い経済制裁を科すことになりました。
ただ、ひたすら批判、軍事的/経済的制裁を科す、「国と国」ではなく、もっと違う形での介入はできないでしょうか。
現状は、NATO・アメリカ・日本も、ロシアとの関係で、全く身動きができないまま、今回の侵攻につながってしまいました。
「国と国」が無理であれば、「国と人」での支援はできないものでしょうか。
我々は、杉原千畝氏を知っているはずです。「命のビザ」を知っているはずです。
「民間人を救う」との大義で、「ロシア・ウクライナ」ではなく、「そこに住む人達」にを救う、ことはできないでしょうか。
我々は杉原千畝氏を知っています。80年たった今でも尊敬され感謝される日本人を知っています。
手段はいくらでもあると思います。欧米や、あるいは日本への亡命も受け入れるべきです。移民問題などとは次元が違う、人道問題だと思います。
「国と国」ではなく、「国と人」。
人を救わなければ、何も始まらないです。
「現代での命のビザ」が実現しないものでしょうか。
現代に生きる我々は、杉原千畝氏に誇れるでしょうか。
将来の子供たちに誇れるでしょうか。
少しでも良い方向になってほしいです。